■コンプレッサーの機種選定について


(1)圧縮空気を使用する機器の常用圧力(Mpa)を確認してください。

  • 吐出圧力は実際に使用する圧力より0.2Mpa程度余裕のある値で選定してください。

    常用圧力以下のコンプレッサーを選定した場合、エアー工具が能力を発揮できない状況に陥ります。

(2)圧縮空気を使用する機器の使用空気量を(L/min)確認してください。

  • 使用する空気量は1分間当たりの空気量です。
  • 吐出空気量は実際の使用空気量(L/min)より20%以上余裕をもって選定してください。

    吐出空気量の少ないコンプレッサーを選定した場合、連続した作業ができなくなる。 または連続作業をした場合に十分に能力が発揮できないなどの症状が出る。

(3)吐出圧力と吐出空気量が決まったら、必要な出力(KW・PS)を選定してください。

KWとPSの関係は? KWは電気の容量を表す単位です(電圧×電流=KW)。
PSは馬力を表す単位です。1馬力(1PS)=0.75KWになります。

(4)周辺機器を選定してください。

  • 圧縮空気を質的・量的・圧力的に変える周辺機器です。
    端末機器の性能を生かし、効率の良いエネルギー供給ができます。

    コンプレッサーの圧縮空気はいろんな用途で使用されます。
    例えば食品関係・医療機器・工作機械・その他など用途に応じた精度の空気にするために端末機器が必要になります。
    (減圧弁・エアードライヤー・トランスフォーマー・フィルター・オートドレン等があります)


佐久本工機
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